「人生一度、不倫をしましょう」という賛否両論あるコンセプトを掲げて運営しているアシュレイマディソン。
2015年にユーザーの個人情報を流失。経営陣も変更。既婚者のために作られた不倫専門の出会い系サイトです。
世界的に知名度が高く、日本でも利用できます。気になったから実際に登録して使ってみました。
- 日本人ユーザーがとにかく少ない
- 既婚者以外も登録して使える
- 業者や援助目的の女性が多い
- 安全面・プライバシーが不安
- 不倫サイトとして知名度がある
- パパ活や愛人目的で使える
- 料金が高すぎる
- 顔写真を載せていないユーザーが多い
「大人が内密な交際を見つけるにはピッタリな出会い系」と記載。実情は経済的援助を求めた女性が大半。
「世界No1の既婚者専用チャット」とも宣伝していますが、未婚でも登録して使えます。コンセプトと内容が一致していません。
日本では会員数が少ないから出会うのも至難。なにより、過去に個人情報が流失したことからアシュレイマディソンに対する信用はゼロだったので使い続けることに抵抗を感じました。
Contents
アシュレイマディソンを使った結果と感想
アシュレイマディソンへ登録した証拠である会員のマイページ。余計な機能や広告も無くミニマムなデザインで良かったです。ニックネーム・登録地域・交際ステータス・年齢を記入。写真を載せれば使えます。
アバターはオリジナルで作成できず、性別ごとに決定。身長や職業など詳細なプロフィールを書き込めます。総合的にマイページのクオリティに関して大きな不満はありません。
ここからはアシュレイマディソンを使った結果と感想をお伝えします。
近くに住む相手を探せるけど利用者が少ない
アシュレイマディソンには出会いを募集する掲示板はありません。写真検索か年齢と距離の条件を指定して相手を探すのが基本的な使い方。
年齢と相手の距離を指定すれば近くに住んでいる異性を探せるから便利。会う気があっても数千キロ離れた相手とは会えないからです。
距離や年齢を指定して相手を探せます。10キロ以内で相手が見つかれば成功率もアップ。
実際に近くに住んでいる女性で検索したけど相手が表示されません。東京都内でさえ、使っている人は少なかったです。
顔を隠している人が多すぎて参考にならない
写真検索で異性検索したら8割以上が顔を隠しています。顔にモザイクを付けたり、大きなスタンプで顔が見えないように加工。
正面からの写真ではなく、後頭部や髪型しか写っていないユーザーもたくさんいます。顔がわからない人ばかりでテンションは一気に下がりました。
ハートのスタンプで顔全体が見えない女性や髪で顔を隠している女性もいます。検索した時にハッキリと顔を確認できた人は2割ほど。「これだと写真検索の意味がない」と憤りすら感じました。
既婚者が多いので身バレ防止のために顔を載せたくない気持ちはわかるけど、顔写真がない相手と会う気にはなれません。
援助交際希望や風俗業者が多い
女性が何を目的に使っているのか気になったので調査。35人の女性のプロフィールを確認。「エッチが好きです」「定期的に会って癒してあげます」という内容の書き込みが目立ちます。
明らかに一般人ではありません。小遣い目的の援助交際や男性客を探している風俗業者が紛れています。「不倫相手を探している」「既婚者同士で楽しみたい」というユーザーはいません。
「たまに火照る身体を冷ましてくれる人が見つかればいいなと思っています。優しいSな方に惹かれます」と募集している女性も発見。連絡したらプロのデリヘル嬢。
登録する前は「不倫や既婚者専用の特殊な出会い系だから業者や援助希望の女の子はいないだろう」と思っていたけど、使ってみたら低品質な出会い系サイトと実情は変わりません。
業者からのメールは積極的に届く
アシュレイマディソンを使い続けている間、女性からたくさんのメールが届きました。おかしなことに写真を載せなくても女性から積極的にアプローチされます。
「顔を気にしない人もいるんだ」と嬉しく思ったけど、メールしてきた女性は一般人ではなく、業者やお金目当ての人ばかり。
メールボックスには「新着メールです」というお知らせがたくさん届きます。どのメールを読んでも「彼氏を探しています」「友達からよろしく」といった真剣な出会いを希望している女性ではありません。
「すぐ会える?ホテル行かない?」「金欠です。助けて下さい」「美味しいご飯連れて行ってくれたら、お礼にエッチするよ」という期待外れの内容。
不倫よりパパ活や愛人目当てが多い
アシュレイマディソンを1ヶ月使って「既婚者専用の不倫や浮気相手を探せる出会い系かと思ったけど、それは大きな間違いだった」と気付きます。
不倫や浮気相手ではなく、経済的に援助してくれるパパ活や愛活(愛人募集)で使っているユーザーのほうが圧倒的に多いからです。
「私だけのスーパーマンを探しています」と募集している女性に連絡したら愛人希望。最近、優良な出会い系アプリやサイトの多くがパパ活禁止を掲げています。
その影響もあり、人気のある出会い系ではなくアシュレイマディソンのようなローカルなサイトでパパ活や愛人活動をしている女性が増加。
時間とお金を掛ければ会える可能性あり
「アシュレイマディソンは絶対に会えない」と言うつもりはありません。少数だけど日本人の一般ユーザーはいます。高額な定額制と送信料の高いメール料金を払い続け、業者を避けながら時間をかけて一般ユーザーを見つければ会える可能性はあります。
日本の優良サイトやアプリを使ったほうが安くて効率的。そこまでして使う価値は感じません。
出会える機能が備わっていない
アシュレイマディソンに備わっている機能は乏しく、特に優れたコンテンツはありません。日記やつぶやきといったコミュニティ機能もなし。
相手を探す際に身長や体重といったルックスの指定はできず、好みの異性を一発で見つけられないから相手探しに時間が掛かります。募集を書き込める掲示板やSNS要素のある機能があれば、楽しみながら出会いを探せるだけに残念。
他国で支持されているのが理解できない
アシュレイマディソンは世界中に数千万人のユーザーがいます。「なぜ他国で支持されているのかわからない」と疑問に思い、理解できません。
コンテンツや会員の質は高くないし「使い続けたい」と思える魅力も感じません。「会員数を水増ししているのかな?」と疑うほど。少なくとも日本の出会い業界で勝ち残るだけの実力はないです。
個人情報の流失や運営による不正行為が心配
アシュレイマディソンは過去に個人情報を流失。ハッカーの攻撃によってユーザーの名前や住所がネット掲示板に晒されたのです。プライバシー管理やセキュリティが脆い出会い系を使うことに強い抵抗感があります。
過去には架空の会員を用意。コンピューターシステムで既存ユーザーとやり取りさせるサクラ行為も認めています。「今は大丈夫だから心配するな」と言われても信用できません。正直、不安と心配を抱えながら使っていました。
アシュレイマディソンの料金
項目 | アシュレイマディソン | 優良サイト |
---|---|---|
メール送信 | 472円 | 50~70円 |
メール受信 | 無料 | 無料 |
掲示板投稿 | 掲示板なし | 50円 |
写真閲覧 | 無料 | 10~20円 |
アシュレイマディソンの料金体系は複雑でわかりづらいく、優良サイトと比較しても高額。
【ベーシック(100pt=9480円)】【クラシック(500pt=24000円)】【エリート(1000pt=36000円)】のコースが用意。
定額料金の他にもメール送信に5pt(約470円)が必要。最低価格が1万円弱と強気の設定。予告もなく、不定期に料金が変わるので注意も必要。
アシュレイマディソンに対する評価
項目 | 結果 | 評価 |
---|---|---|
デリヘル嬢 | 非常に多い | ★☆☆☆☆ |
広告誘導 | 少ない | ★★★☆☆ |
サクラ | 少ない | ★★★☆☆ |
プライバシー管理 | 不安 | ★☆☆☆☆ |
危険度 | やや高い | ★★☆☆☆ |
アシュレイマディソンの安全性は決して高くありません。金銭目的や風俗業者も多く、騙される可能性があります。不倫や浮気向けに作られた出会い系なので悪質ユーザーの見極めも難しいです。
「人妻とエッチがしたい」「セフレが欲しい」という目的で初心者が使うと業者の罠に掛かるリスクがあります。過去に流失した個人情報を悪用されて恐喝される事件まで発生。
セキュリティに関しては未だに不安を拭いきれません。総合的に「安心して使えるサイトではない」と感じました。
- 運が良ければ愛人やパパが見つかる
- 匿名性は高い
- 海外でも使える
- 機能が少なく、利便性も低い
- 悪質な利用者もいた
- 婚活や恋活はできない
- 料金が高すぎる
アシュレイマディソンは個人情報流失で信用はゼロ
日本の出会い系と比較すると料金もわかりづらいし、サイト内の機能や利便性もイマイチ。総合的なクオリティが低く、Tinderやマッチブックと同じで「海外の出会い系は日本人に向いていない」と再認識。
いくら知名度が高くても日本でブレイクしないでしょう。なにより、個人情報流失で信用はゼロだからユーザーが増えることはありません。
参考にどうぞ→既婚者だけどエッチがしたい!不倫サイトを使った感想と評価