mixiは2004年から2008年頃までは確かに会えました。その後、Facebookが台頭してから「ミクシィはオワコンだ」と言われ、インスタが出てからmixiの名前すら聞かなくなり現在に至ります。
2025年になって「ミクシィで会えたよ」という口コミは滅多にありません。
「mixiは本当に会えなくなったのか?」と疑問に思ったので、10年ぶりに当時作ったアカウントでログイン。実際にmixiを出会い目的で使ってみました。
- 日記・つぶやきから会える可能性あり
- オフ会・イベントに参加すれば会える
- アクティブユーザーは全盛期より大幅に減少
- 昔のマイミクの8割がmixiを退会していた
- 出会いツールとしておすすめはできない
- ライバルが少ない
- 無料で使える
- 10代や20代の利用者は極少数
- 出会い厨は避けられる
- 新規ユーザーが滅多に増えない
全盛期より遥かに勢いはないけど、今でもmixiで会えるチャンスは残っています。
インスタやTwitter、出会いアプリやサイトが全盛の現代において、ミクシィで出会いを探すのは時代遅れであることは事実。
警視庁は「SNSで知り合った相手から暗号資産の投資詐欺が増加」と報告。mixiからの出会いも注意が必要。
大人数で集まるサークルやコミュ二ティに参加するなら良いけど、恋人やセフレといった目的に使うと期待外れに終わります。
それでも、実際に使ってチャレンジしたところ「会える可能性がゼロではない」と思いました。
Contents
mixiで出会う4つの方法
mixiで出会いを探す前に注意点として以下の基本ルールは覚えておきましょう。
- 異性との出会い目的は禁止
- セフレ探しや卑猥な言動も禁止
- 個人間のLINEや連絡先交換は黙認
「出会い募集」「会いたい」と日記やコミュ二ティには書き込めません。
大々的に出会いを募集するとペナルティやアカウント停止になるので個人間でこっそり活動することが大切。
- 出会い系コミュ二ティに参加・作成
- 日記のコメントから誘う
- ボイス(つぶやき)ユーザーを狙う
- オフ会・イベントに申し込む
mixiで出会いを探せる方法は具体的に4つしかありません。
ここからは実際に4つの方法を試した結果をお伝えします。
コミュ二ティに参加
mixiには様々なカテゴリーのコミュ二ティが用意。共通の趣味を持った人と会えます。スポーツからアウトドア、アニメやゲームといったコミュ二ティへの参加がミクシィで出会う最善の方法。
興味のあるコミュ二ティを探して参加申請。管理人から入会許可されると活動できます。そこからメンバー同士でやり取りして仲良くなれば会うことは難しくありません。
10年前に比べるとコミュニティの数や参加ユーザーは大幅に減少。未だにメンバー募集しているコミュ二ティは存在。自分から積極的に参加すればチャンスはあります。
日記のコメント欄から誘う
ミクシィの代表的な機能である日記から出会う方法もあります。投稿者の日記のコメント欄に直接「会いたいです」と書き込むのは全ユーザーに公開されてしまうからおすすめしません。
試しに「会えませんか?」と誘ったけど相手にされません。それどころか「そういうのやめてください」と相手に不快な思いをさせてしまい、反省。
日記から好みの異性を見つけて突然誘う方法は無謀。単なる出会い厨扱いされるだけで発展なし。下手すれば運営に通報されてアカウント停止。「やらなければ良かった」と後悔。
ボイス(つぶやき)ユーザーを狙う
Twitterのようにつぶやけるボイス機能から出会う方法にも挑戦。つぶやいているユーザーを狙ってコメント欄に「会えませんか?」と書き込む方法。
5人の女性を誘ったけど好意的な反応なし。相手からは「関わりたくない」という意思が伝わってきます。
出会い募集している投稿も見かけません。日常を報告している人ばかり。適当に交流して仲良くはなれるけど、つぶやきから直接誘っても会える可能性は極めて低いです。
オフ会・イベントに申し込む
コミュ二ティによっては定期的にオフ会を開催。実際に集まって交流イベントを企画しているサークルも存在。そういったコミュ二ティに参加すれば高い確率で会えます。
実際にオフ会やイベントを調査。バーベキューや飲み会のメンバー募集しているサークルをたくさん発見。どの企画も街コンのような感じ。
試しに都内で飲み会イベントの参加を申し込んだら却下。同じコミュ二ティで活動している実績がないとダメ。「初心者も歓迎」と募集しているオフ会もあったので、そういったサークルに参加すれば会えます。
mixiで会う3つの攻略法
- 日記・つぶやきから仲良くなる
- 共通の趣味や嗜好のコミュ二ティに参加
- オフ会やイベントの企画と参加
実際にミクシィを出会い目的で使ったところ「こうすれば会える」と思えた攻略法を発見。
ここからは3つの攻略法について詳しくお伝えします。
日記・つぶやきから仲良くなる
mixiで会いたいなら日記・つぶやきから仲良くなる方法がおすすめ。突然「会おう」と誘っても99%断られます。まずはコメントのやり取りから始めましょう。
気になる異性の日記・つぶやきを見つけたら「いいね」やコメントを残して少しずつ相手との距離を縮めることが大切。焦って誘っても失敗に終わります。
信頼関係を築いてからLINEやメルアド交換を申むと成功します。実際にこの方法で仲良くなれました。連絡先交換できれば会うことは難しくありません。タイミングを見て誘えば出会えます。
共通の趣味や嗜好のコミュ二ティに参加
共通の趣味・嗜好のコミュ二ティへの参加もミクシィで会う方法として有効。最初から出会い目的であることは明かさず、あくまでコミュ二ティを楽しむことに徹します。
メンバーとじゅうぶんにコミュ二ケーションを取り、コミュニティの一員として馴染むことが出会いを成功させる重要なポイント。すぐに会おうとすれば単なる出会い厨として扱われるため相手にされません。
共通の趣味・嗜好で親近感を持たせて距離を縮めて下さい。自分から誘うのではなく、相手から誘われるまで待ったほうが会える確率は高くなります。それまで密なコミュ二ケーションに努めましょう。
オフ会やイベントの企画と参加
mixiを使ってすぐに会いたいならオフ会やイベントに参加すれば会えます。飲み会やパーティーを企画・メンバーを募集しているコミュ二ティから参加許可をもらうだけ。
中には怪しい企画もあるので騙されないよう見分けてください。無料ではなく、料金が必要な企画も多いから確認も大切。リスクもあるけど会える成功率は最も高い方法。「どうしてもmixiで会いたい」という人ならチャレンジしてください。
ミクシィ出会い厨してわかった実態
- 出会い目的は予想以上に少ない
- 女性ユーザーが全然いない
- オタクやメンヘラが多い
- 悪質サイトへの勧誘や誘導も多い
これが実際にミクシィ出会い厨してわかった実態。
昔のように会えることはなく、SNSとして衰退しているのが現状。
出会い目的が予想以上に少ない
mixiのヘビーユーザーだった頃は出会いに対して積極的なユーザーが多数。現在は出会い目的が予想以上に少ないです。
当時はネット上で出会いを探す方法が限られていたけど、今ではSNSや出会いアプリ・マッチングサイトといった会えるツールがたくさんあります。それに加えて企業に対するコンプライアンスやモラルが厳しく求められる時代。
大企業であるmixiはネット上での出会いに対して厳しく取り締まるようになったことも出会い目的ユーザーが大幅に減少した理由。
男女比が悪すぎて女性が全然いない
久しぶりにミクシィを使ったところ、女性が全然いません。全体の2割ほどしかおらず、男性との比率が悪すぎます。片寄った男女比になると男性が女性と出会うことは困難。数少ない女性の中でも出会いを求めている人は極少数。
女性は男性よりも流行に敏感で新しいSNSが出ればすぐに乗り換えます。その影響を受けてmixiから離れていった女性は数知れません。「会いやすい環境である」とは言えないのが実情。
オタクや精神を病んだメンヘラが多い
mixiが全盛期の頃は一般的な趣味の人がたくさん利用。現在はマニアックな趣味やメンヘラといったユーザーが蔓延。アニメ・漫画・ゲームのサークルが多数。精神を病んだメンヘラに関するコミュ二ティもたくさん見かけます。
大衆受けする集まりが減ってマニアックな集まりが増加。飲み会・カラオケ・スポーツを目的に利用していた人がmixiを去り、他のSNSやコミュ二ティサイトに移ったことは明らか。
代わりにディープな趣味嗜好を持った人がミクシィに集結。万人受けのSNSではなく、限られたコミュ二ティ。そういった環境のSNSは出会い目的に適しません。
出会い系など悪質サイトへ勧誘や誘導も多い
今回使っている時に怪しいビジネスや出会い系に誘導しているコミュ二ティやサークルにたくさん遭遇。
既婚者専用コミュニティを覗いたところ、コメント欄に「既婚者の出会いはこちら」とリンクが添付。「楽して小遣いが稼げるよ」と勧誘している人もたくさん見かけます。
悪質ユーザーに注意が必要。一般ユーザーに紛れてコミュ二ティやサークルを運営。騙される可能性もあります。ネット上の出会いに関する知識がない人は特に気を付けて下さい。
mixi出会いに対する評価
項目 | 結果 | 評価 |
---|---|---|
安全性 | 普通 | ★★★☆☆ |
会員数 | 少ない | ★★☆☆☆ |
難易度 | 高い | ★★☆☆☆ |
リスク | やや低い | ★★☆☆☆ |
出会い率 | やや低い | ★★☆☆☆ |
これがミクシィを出会い目的で使ったトータル評価。全盛期と比較して会員数が激減。相対的に成功率は低いです。
ユーザーが少ないぶん、悪質なユーザーも比例して減少。「怪しい」と思う利用者やコミュニティを見かけたのでリスクはあります。
- 無料で使える
- コミュ二ティ形成すれば会える
- 悪質業者が少ない
男女とも無料で使えることが最大の魅力。ユーザーが少ないため非効率であることは事実。
価値観や趣味・嗜好のあう人が集まるコミュニティを作れば気の合う仲間と会えます。
利用者を騙すツールではないから悪質業者は少ないけど、ユーザーの中に詐欺や広告誘導もいるから警戒して下さい。
- コミュ二ティからの出会いは時間が必要
- 人が少ないから地方で会うのは難しい
- 出会い目的自体がルール違反
- オフ会やイベントは内向的な人に不向き
出会い目的は規約違反だから大々的な活動はできません。「これから成長していくだろう」と期待できるSNSではなく、ユーザーが確実に減少している衰退したSNSであることもネガティブな要因。
ミクシィより遥かに優秀な出会い系やマッチングアプリ・サイトが存在していることが何よりのデメリット。
ミクシィで出会いを探す時代ではない
2004年にSNSの先駆けとしてサービスを開始したmixi(ミクシィ)。リリース当時、爆発的にユーザーを増やして人気サイトへ駆け上がりました。ミクシィは出会い系ではありません。コミュ二ティやサークルとして活動する出会いに関しては黙認。異性と個別に会う目的は禁止。
2020年6月23日にmixiはマザーズから東証一部に上場。上場企業としてコンプライアンスを徹底。ミクシィを出会いの場として利用するユーザーは厳しく対処されます。
現状は異性との出会い目的が存在。今でも会えるけど、マッチングサイトや出会いアプリが急速に支持されているこの時代にmixiを出会いツールとして使う必要なし。
長年使い続けているヘビーユーザーならまだしも、これから登録して出会いを探すことは賢明ではありません。少なくとも、10年ぶりにミクシィで出会いを探した僕はそう感じました。