- 「mixiは出会えるの?」
- 「昔は会えたけど、今はどうなの?」
- 「ミクシィで効率良く会う攻略法は?」
- 「実際に出会い目的で使ってどうだった?」
2004年から2008年頃までmixiは確かに出会えました。その後、Facebookが台頭してからは「ミクシィはオワコンだ」と言われ、現在に至ります。
それは自然な出会いだったと、2人は言う。ソーシャルネットワーキングサイト(SNS)「mixi」で出会った2人がこの6月、結婚した。 「自然な出会いだった」mixiで結婚した2人【ITmedia NEWS】
このようにミクシィで知り合い、結婚した夫婦もいました。しかし、これは2005年の出来事です。2021年になってから「ミクシィで会えたよ」という話は耳にしません。
「mixiは本当に出会えなくなったのか?」と疑問に思ったので、10年ぶりに当時作ったアカウントでログインして実際にmixiを出会い目的で使ってみました。
- 日記・つぶやきから出会える可能性はある
- オフ会・イベントに参加すればチャンスあり
- アクティブユーザーは全盛期より大幅に減少
- 昔のマイミクの8割がmixiを退会していた
- 出会いツールとしておすすめはできない
先に結論から言うと、こんな感じです。全盛期より遥かに勢いはないけど、今でもmixiで会えるチャンスは残っています。
インスタやTwitterに出会いアプリやサイトが全盛の現代において、ミクシィで出会いを探すのは時代遅れです。
大人数で集まるサークルやコミュ二ティに参加する目的なら良いけど、恋人やセフレといったパートナー探しを目的に使うと期待外れに終わります。
それでも、実際に使ってチャレンジしたところ「出会える可能性がゼロではないことは確かだ」と思いました。
ここからは、mixi(ミクシィ)で出会う4つの方法と3つの攻略法を試してわかった実体験をもとに報告します。
【この記事は2021年3月に更新されています】
Contents
mixi(ミクシィ)で出会う方法と攻略法
ここからは、実際にmixiで出会う4つの方法に挑戦した結果と感想や試してわかった【ミクシィで出会う3つの攻略法】についてお伝えします。
mixiで出会いを探す前に注意点として以下の基本ルールは覚えておく必要があります。
- 異性との出会い目的は禁止
- セフレ探しや卑猥な言動も禁止
- 個人間のLINEや連絡先交換は黙認
おおやけに「出会い募集」「会いたい」と日記やコミュ二ティに書き込むことはできません。
大々的に出会いを募集するとペナルティやアカウント停止になる恐れがあるので個人間でこっそり活動することが大切です。
mixiで出会う4つの方法
- 出会い系コミュ二ティに参加・作成
- 日記のコメントから誘う
- ボイス(つぶやき)ユーザーを狙う
- オフ会・イベントに申し込む
mixiで出会いを探せる方法は具体的に4つしかありません。
ここからは、実際に4つの方法を試した結果についてお伝えします。
【チャンスあり】コミュ二ティに参加
mixiには様々なカテゴリーのコミュ二ティが集まっており、共通の趣味を持った人と出会えるチャンスがあります。
スポーツからアウトドア、アニメやゲームといったコミュ二ティに参加することがミクシィで出会う最善の方法です。
自分が興味のあるコミュ二ティを探して参加申請をし、管理人から入会を許可されると活動できます。そこからメンバー同士でやり取りをして仲良くなれば会うことは難しくありません。
10年前に比べるとコミュニティの数や参加ユーザーは大幅に減少しているけど、未だにメンバーを募集しているコミュ二ティは存在します。
自分から積極的に参加すれば「チャンスはありそうだ」と感じました。
【無謀】日記のコメント欄から誘う
ミクシィの代表的な機能である日記から出会う方法もあります。投稿者の日記のコメント欄に直接「会いたいです」と書き込むのは全ユーザーに公開されてしまうからおすすめしません。
試しに「会えませんか?」と誘ってみたけど相手にされませんでした。それどころか「そういうのやめてください」と相手に不快な思いをさせてしまい、反省しています。
日記から好みの異性を見つけ出して突然誘う方法は無謀です。単なる出会い厨扱いをされるだけで出会いに発展することはありません。
下手すれば運営に通報されてアカウント停止の措置を取られます。「やらなければ良かった」と後悔しました。
【難易度高め】ボイス(つぶやき)ユーザーを狙う
Twitterのようにつぶやけるボイス機能から出会う方法も試してみました。つぶやいているユーザーを狙ってコメント欄に「会えませんか?」と書き込む方法です。
5人の女性を誘ってみたけど好意的な反応をしてくれた人は誰もいませんでした。相手からは「関わりたくない」という意思が伝わってきます。
つぶやいている人を調査してみると出会いを募集している書き込みも見かけません。日常のどうでもいいことを報告している人ばかりです。
適当に交流して仲良くはなれるけど、つぶやきから直接誘っても出会える可能性は極めて低いことがわかりました。
【高確率で会える】オフ会・イベントに申し込む
コミュ二ティによっては定期的にオフ会を企画しているグループや実際に集まって交流するイベントを企画しているサークルがあります。
そういったコミュ二ティに参加すれば高い確率で出会えます。
実際にオフ会やイベントを探してみるとバーベキューや飲み会のメンバーを募集しているサークルがたくさん見つかりました。どの企画も街コンのような感じです。
試しに都内で飲み会をするイベントの参加を申し込んでみたら却下されました。ある程度同じコミュ二ティで活動している実績がないとダメなのでしょう。
「初心者も歓迎」と募集しているオフ会もあったので、そういったサークルに参加すれば出会うことはそう難しくないと思います。
ミクシィ出会い厨をして痛感した4つの感想
- 出会い目的の人が予想以上に少ない
- 女性ユーザーが全然いない
- オタク・メンヘラ多数
- 悪質サイトへの勧誘・誘導も多い
これが実際にミクシィ出会い厨をして痛感した4つの感想です。
昔のようにバンバン出会えることはなく、SNSとして衰退しているのが現状です。
出会い目的の人が予想以上に少ない
僕がmixiのヘビーユーザーだった頃は出会いに対して積極的なユーザーがたくさんいたけど、現在は出会い目的で使っている人が予想以上に少なくなっていました。
当時はネット上で出会いを探す方法が限られていたけど、今ではSNSや出会いアプリ・マッチングサイトといったネット上で会えるツールがたくさんあります。
それに加えて企業に対するコンプライアンスやモラルが厳しく求められる時代になりました。
大企業であるmixiはネット上での出会いに対して厳しく取り締まるようになったことも出会い目的ユーザーが大幅に減少した理由です。
女性ユーザーが全然おらず、男女比が悪すぎる
久しぶりにミクシィを使ってみたところ、女性ユーザーが全然いませんでした。全体の2割程度しかおらず、男性ユーザーとの比率が悪すぎます。
片寄った男女比になると男性が女性と出会うことは困難です。数少ない女性ユーザーの中で出会いを求めている人は一握りしかいません。
女性は男性よりも流行に敏感で新しいSNSが出ればすぐに乗り換えます。その影響を受けてmixiから離れていった女性は数知れません。
とてもじゃないけど「出会いやすい環境である」とは言えないのが現状です。
マニアックなオタクや精神を病んだメンヘラが多い
mixiが全盛期の頃は一般的な趣味の人がたくさん利用していたけど、現在はマニアックな趣味やメンヘラといったユーザーで溢れています。
アニメ・漫画・ゲームのサークルがたくさんあり、精神を病んだメンヘラに関するコミュ二ティも数多く見かけました。大衆受けする集まりが減ってマニアックな集まりが増加しています。
飲み会・カラオケ・スポーツを目的に利用していた人がmixiを去り、他のSNSやコミュ二ティサイトに移ったことは明らかです。代わりにディープな趣味嗜好を持った人がミクシィに集まっていました。
こうなると【万人受けのSNS】ではなく【限られたコミュ二ティ】です。そういった環境のSNSは出会い目的に適していません。
出会い系・ビジネス関連の悪質サイトへ勧誘・誘導も多い
今回使っている時に怪しいビジネスや出会い系に誘導しているコミュ二ティやサークルをたくさん見かけました。
既婚者専用のコミュニティサイトをつくりました。既婚者同士だからこそ話せるいろいろな悩みってありますよね?
家庭は大切だけれど、だからこそパートナーには相談できないような悩み・・そんな話題で自由に盛り上がりたいと思いました。 主婦だって出会いたい【mixiコミュニティ】
このように【既婚者専用のコミュニティ】が作られていたから覗いてみたところ、コメント欄には「既婚者の出会いはこちら」とリンクが張られていたり「楽してお小遣いが稼げるよ」と勧誘している人をたくさん見かけます。
そういった悪質ユーザーが一定数いるから注意が必要です。一般ユーザーに紛れてコミュ二ティやサークルを運営しているため、騙される可能性もあります。
ネット上の出会いに関する知識がない人は特に気を付けて下さい。
【使ってわかった!】3つの攻略法
- 日記・つぶやきから仲良くなる
- 共通の趣味・嗜好のコミュ二ティに参加
- オフ会・イベントを企画・参加
実際にミクシィを出会い目的で使ってみたところ「こうすれば出会える」と思えた【効率良く出会う攻略法】を見つけました。
ここからは3つの攻略法について詳しくお伝えします。
【信頼関係を築いて会う】日記・つぶやきから仲良くなる
mixiで出会いたいなら日記・つぶやきから仲良くなる方法がおすすめです。突然「会おう」と誘っても99%断られます。まずはコメントのやり取りから始めましょう。
気になる異性の日記・つぶやきを見つけたら「いいね」やコメントを残して少しずつ相手との距離を縮めることが大切です。焦って誘っても失敗に終わります。
信頼関係を築いてからLINEやメルアドの交換を申むと成功しやすいです。実際にこの方法で仲良くなれました。
連絡先を交換できれば会うことは難しくはありません。タイミングを見て誘えば出会える可能性はあります。
【親近感を武器にしよう】共通の趣味・嗜好のコミュ二ティに参加
共通の趣味・嗜好のコミュ二ティに参加することもミクシィで出会う方法として有効です。最初から出会い目的であることは明かさず、あくまでコミュ二ティを楽しむことに徹します。
メンバーとじゅうぶんにコミュ二ケーションを取り、コミュニティの一員として馴染むことが出会いを成功させる重要なポイントです。
すぐに会おうとすれば単なる出会い厨として扱われるため相手にされません。共通の趣味・嗜好で親近感を持たせて距離を縮めて下さい。
自分から誘うのではなく、相手から誘われるまで待ったほうが出会える確率は高くなります。それまで密なコミュ二ケーションに努めましょう。
【即会える可能性大】オフ会・イベントに参加
mixiを使ってすぐに会いたい人ならオフ会やイベントに参加すれば出会えます。
飲み会やパーティーを企画・メンバーを募集しているコミュ二ティから参加の許可をもらうだけなので即会えることが魅力です。
中には怪しい企画もあるので騙されないよう見分ける必要があります。無料ではなく、料金が必要な企画も多いから時前に確認することも大切です。
リスクもあるけど出会える成功率は最も高い方法なので「どうしてもmixiで会いたい」という人ならチャレンジしてみる価値はあるでしょう。
mixi出会いに対する僕の評価
mixiを出会い目的でを使ってみた【トータル評価】【メリット】【デメリット】は以下の通りです。
トータル評価
項目 | 結果 | 評価 |
---|---|---|
安全性 | 普通 | ★★★☆☆ |
会員数 | 少ない | ★★☆☆☆ |
難易度 | 高い | ★★☆☆☆ |
リスク | やや低い | ★★☆☆☆ |
出会い率 | やや低い | ★★☆☆☆ |
これがミクシィを出会い目的で使ってみた僕のトータル評価になります。全盛期と比較して会員数が激減しているため、相対的に出会い率は低くなっていました。
ユーザーが少ないぶん、悪質なユーザーも比例して減少しているから「危険だ」と安全性に対して過度な不安を抱くことはなかったです。
それでも「怪しい」と思う利用者やコミュニティを見かけたので「リスクがない」とは言えません。
メリット3つ
- 無料で使える
- コミュ二ティを形成できれば出会える可能性が高い
- 悪質業者が少ない
これらがmixiを活用して出会いを探すメリットです。男女とも無料で使えることが最大の魅力だけど、ユーザーが少ないため非効率であることは否めません。
価値観や趣味・嗜好があう人がたくさん集まるコミュニティを作ることができれば気の合う仲間と出会えるチャンスはあります。
利用者を騙す目的で作られたツールではないから悪質な業者は少ないけど、ユーザーの中には詐欺や広告誘導を目的に使っている人もいるので警戒して下さい。
デメリット5つ
- コミュ二ティからの出会いは時間が必要
- 人が少ないから地方で会うのは難しい
- 出会い目的自体がルール違反
- オフ会やイベントは内向的な人に不向き
- mixiより出会えるアプリやサイトがある
これらがmixiを活用して出会いを探すデメリットです。出会い目的は規約違反になるので大々的に活動することはできません。
「これから成長していくだろう」と期待のできるSNSではなく、ユーザー数が確実に減少している【衰退したSNS】であることもネガティブな要因です。
ミクシィより遥かに優秀な出会い系やマッチングアプリ・サイトが存在していることが何よりのデメリットになっています。
【参考にどうぞ】→出会い系アプリ・サイトのおすすめは結局どれ?【厳選した12個から目的別に紹介】
今の時代、ミクシィをわざわざ使う必要がない
2004年にSNSの先駆けとしてサービスを開始したmixi(ミクシィ)。リリース当時、爆発的にユーザー数を増やして人気サイトへ駆け上がりました。
誤解が無いように言うとミクシィは出会い系ではありません。コミュ二ティやサークルとして活動する出会いに関して黙認しているけど、異性と個別に出会う目的は禁止しています。
2020年6月23日にmixiはマザーズから東証一部に上場しました。今後は上場企業としてコンプライアンスを徹底することは容易に想像できるため、ミクシィを出会いの場として利用するユーザーは厳しく対処されることは間違いありません。
しかし、現状は異性との出会い目的で利用しているユーザーが多数存在します。実際に「mixiで会えた」と口コミしている人も大勢いるし、Facebookが登場するまでは確かに会えました。
今でも会える可能性はあるけど、マッチングサイトや出会いアプリが急速に支持されているこの時代にmixiを出会いツールとして使う必要がないのです。
長年使い続けているミクシィ中毒の人ならまだしも、これからミクシィに登録して出会いを探すことは賢明ではありません。少なくとも、10年ぶりにミクシィで出会いを探してみた僕はそう感じました。
【こちらもどうぞ】→SNSで出会いはあるの?実際にアプリを17個使ってみた体験談【リスクに注意】