- 「Facebookで出会いは見つかる?」
- 「フェイスブックで出会う方法が知りたい」
Facebookは全世界で29.9億人のユーザーがいるSNS。日本国内にも2600万人の登録者がいます。
フェイスブックを使っていると「この人と友達になりたい」と思うことがあるけど、警視庁【SNSでの落とし穴】では「使い方を間違えるとトラブルに発展する」と警告。
安全に出会えるのか気になったので、実際にFacebookを使って検証しました。
- Facebookの出会いは成功率が低い
- コミュニティの活用が最善
- 成功させるには度胸と強靭なメンタルが必要
- 無料で会える
- 出会い目的のユーザーが一定数いる
- 日本人だけでなく、外人とも知り合える
- 自分から積極的にアプローチが必要
- 無視されたり、断られるほうが多い
- 20代以下が少なく、40代以上の割合が高い
結論から言うとFacebookは過去に関わった人と繋がるには便利だけど、新しい出会いには適しません。
現在はインスタやTwitterといった人気のSNSに追いやられてユーザーが激減。Facebookで出会いを探すことは非効率。
消費者庁は「SNSなどを通じた投資や副業といった儲けに注意」と警告。詐欺師に騙されるリスクもあります。
その反面、出会いに適した有効な機能を活用すれば出会えるチャンスがあるのも事実です。
Contents
Facebookで出会いを探せる5つの方法で検証した結果
フェイスブックに備わっている機能を使って出会えるのか検証。
「これなら会えるかもしれない」と思った5つの方法で試しました。
- おすすめに表示された友達にリクエストを送る
- 検索で異性の名前を適当に入力して探す
- 近くにいる友達をきっかけに異性へアプローチ
- 「知り合いかも」に表示された異性にメッセージ
- コミュニティ検索して出会いグループに参加
ここからは実際に検証した結果をお伝えします。
おすすめに表示された友達にリクエストを送る
Facebookの【おすすめ】に表示された友達にリクエストを送って出会えるか検証。おすすめには自分が友達として登録している人の友達が表示。共通の友達の人数もわかるから、誰と繋がっているかも知れます。
共通の友達が多いほど自分との繋がりも多いため、そういった人に友達リクエストを送信。「あの人の知り合いなら友達になってもいいかな」と思ってくれるからです。
おすすめの中から共通の友達が3人以上の異性に「友達になってください」とリクエストを送信。リクエストが相手から承認されないと繋がれません。
その結果「美人だ」「可愛い」と思ったタイプの女の子3人にリクエストを送信したけど、誰からも承認してもらえません。3日ほど待ったけど反応なし。残念ながら、この方法は失敗。
検索で異性の名前を適当に入力して探す
検索で異性の名前を適当に入力して出会う方法を検証。例えば「佐藤」と検索して表示された人の中から好みの人に友達申請を送る方法。
表示された人には共通の友達もいなければ、接点もなし。完全なる他人。チャレンジする前から「成功率は低いだろう」と思ったけど、会えるかもしれないので挑戦。
検索欄に適当な苗字を入力して相手を検索。「鈴木」や「加藤」など、よくいる苗字を打ち込んで表示された人の中からタイプな人に「いきなりで失礼します。良かったら友達になってくれませんか?」とメッセージ送信。
しかし、結果は予想どおりの完敗。4人の女性にメッセージを送ったけど、3人からは返信すらなし。
1人の女性から「誰ですか?」と返信が届き「タイプだったので仲良くしたいなと思ってメールしました」と返信したところ、無視されて終了。
近くにいる友達をきっかけに異性へアプローチ
近くにいる友達をきっかけに異性へアプローチします。FacebookにはGPS機能が完備。近くにいる友達を見つけられます。友達の知り合いなら近所に住んでいるかもしれません。
近くにいる友達を探したけど、数人のみ。「おかしいな」と思い、調べたら相手もGPS機能をONにしていないと表示されない仕様。OFFにしていると近所にいても検索結果に出てきません。
Facebookには【近くにいる友達】という機能が完備。表示されないのは周りに現在Facebookを頻繁に使っている友達がいない証拠。
近所に表示された数人の友達をチェックしたけど「いいな」と思える異性が見つかりません。Facebookが全盛期の時代であれば、この方法でも相手を見つけられたけど、現在は有効な手段ではないです。
【知り合いかも】に表示された異性にメッセージ
【知り合いかも】という機能に表示された異性にメッセージを送る方法も検証。自分と共通点のある人や共通の友達から知り合いを表示してくれる機能。
実際に探したところ、9割以上が見覚えのない他人。記憶に無い人ばかり。その中から知り合いを探したけど、見つかったのは同性の知り合い5人だけ。
【知り合いかも】と紹介してくるけど知らない人ばかり表示。そこから好みの異性に友達リクエストや「仲良くして下さい」とメッセージ送信。もはや、単なるネットナンパ。
結果は完敗。反応すら貰えません。1週間ほど友達リクエストを送信した状態にして待ったけど、非承認。結局、この方法も出会いは見つかりません。
コミュニティ検索して出会いグループに参加
Facebookには様々なコミュニティに参加できるグループ機能を完備。そこから出会いグループを検索したところ、数え切れないほどの出会いコミニュ二ティがヒット。
【不倫や浮気】【婚活や恋活】【国際結婚したい】など300以上の出会いグループが存在。気になるコミュニティに参加すれば目的にあった異性と繋がれます。この方法で参加した出会いグループの中で新しい友達と連絡先交換に成功。
エロ目的や交流グループなど、幅広いジャンルで出会いグループを発見。中には更新されず、過疎化しているグループもあります。アクティブユーザーが多いコミュニティに参加すれば成功率が上がるのでおすすめ。
ワンナイトやセフレといったアダルトに特化した出会いグループには怪しいユーザーや危険人物も見かけます。そのため、繋がる相手は慎重に選んでください。
Facebook出会いのメリットとデメリット
Facebookは元々、実名登録と現実の人間関係をベースにしたSNSとして発展。現在では単なる交流の場にとどまらず、出会い目的で使うユーザーも一定数存在。
友達申請、共通のコミュニティ、コメント欄のやり取りなどを通して、人との接点が自然に生まれる設計になっており、マッチングアプリとは違ったリアル寄りの出会いが狙えるのがFacebookならではの魅力です。
ここでは、Facebookを出会い目的で活用する際のメリットと注意すべきデメリットを実体験と専門的な観点から解説します。
- 実名制のため信頼性が高く、プロフィールの真偽を見極めやすい
- 共通の友人・趣味グループを通じて自然な接点が作れる
- コメントやリアクションから相手の人柄が読み取れる
- マッチングアプリと違い、出会いが日常に埋め込まれている
- Facebook Dating(フェイスブック出会い機能)で専用マッチングも可能
最大の特徴は他のSNSとは異なり原則として実名・顔写真登録が義務付けられていること。そのため、相手の職業、学歴、居住エリア、友人構成、投稿履歴などを通して詐欺やなりすましリスクが極めて低い環境でやり取りが可能。安心してやり取りを始められる基盤が整っているのは強みです。
「共通の友達が何人います」「同じグループに参加しています」などの情報が可視化されるため、完全な赤の他人ではなく、半リアルな繋がりが作りやすい構造。共通項がある状態でやり取りを始められるため、警戒されにくく、恋愛に繋がるまでの距離が縮まりやすい環境があります。
投稿の頻度、文章のトーン、コメントの返し方、リアクションのセンスなどから、相手の性格や価値観を読み解くヒントが得られます。マッチングアプリでは写真とプロフィール文しか判断材料がないけど、Facebookでは長期的なログを通じて人となりを可視化できるため、付き合った後の相性を見極める助けになります。
あくまでSNSであり、目的が出会いに限定されていないため、自然な会話の延長線で関係が進展する特徴があります。たとえば、コメント欄での会話やストーリーへのリアクションがきっかけとなり、やり取りが始まるケースも多く、無理のない形で恋愛や友情に発展することが可能。
日本では導入時期が遅れたけど、出会い機能であるFacebook Datingを利用すればアカウントを元に専用マッチングが行えるサービスも存在。この機能はプロフィールとは独立しているため、友達にはバレずに恋人探しができる点がメリット。現在は30代以上の利用者が多く、マッチングアプリが苦手な人にとって代替手段になり得ます。
- 実名制ゆえに失敗した場合のリスクが大きい
- 恋愛目的が透けると嫌悪感を持たれやすい
- 友人・知人に出会い目的がバレる可能性あり
- 出会い目的は利用規約的にグレーゾーン
- 異性と繋がっても恋愛発展まで道のりが長い
Facebookは本人の実名・顔写真・勤務先まで分かってしまう場合が多く、出会い目的での行動がうまくいかなかった場合の痛手が非常に大きいです。たとえば告白が失敗したり、誤爆で下心がバレた場合、実社会での信用や人間関係に悪影響を及ぼす危険性があります。
あくまで日常の繋がりを前提としたSNSであり、露骨な恋愛・ナンパ行為はマナー違反と受け取られる可能性が高いです。特にコメント欄での馴れ馴れしさやDMでの急な誘いは一発でブロックや通報に繋がるリスクを伴います。
Facebook上での活動は友達のタイムラインや「知り合いかも」などの機能を通じて広がりやすく、プライベートが意図せず可視化される可能性があります。仮に出会い目的でグループに入ったり、他人の投稿にコメントした場合、それが知人に伝播してバレたくない目的が晒されてしまうリスクがつきまといます。
表向きには出会い系サービスではなく、異性交際やアダルト目的のやり取りについては明示的な推奨をしていません。そのため、やり取りの仕方や投稿内容によっては利用規約違反として警告やアカウント制限の対象となります。
マッチングアプリとは異なり、Facebookでの出会いは人間関係が基本。すぐにLINE交換やデートという展開にはなりづらく、ある程度の時間とやり取りを重ねてからでないと恋愛に発展しにくいのが実情です。そのため、即効性を求める人には不向きな手段といえます。
Facebook出会いの最大の特徴は実名・共通の知人・日常的な投稿履歴という三点から出会いの質が非常に高くなる反面、失敗したときのダメージも重い二面性にあります。
信頼性や人間性のチェックがしやすい一方で露骨な誘い方をすると嫌われる・プライバシー保護が難しい・発展までに時間がかかるという点も踏まえて慎重かつ自然なアプローチが求められます。
「すぐに会いたい」「エロ目的で繋がりたい」といった使い方には明らかに不向きだけど「同じ趣味の人とじっくり繋がりたい」「出会い系アプリでは不安がある」「素性が明確な相手と恋愛したい」という人にとって安心感とリアルさを兼ね備えた信頼型出会いツールとなり得ます。
フェイスブックで出会いを成功させる2つの方法
ここでは実際に検証した結果から得たFacebookで出会いを成功させるために重要な2つの方法をお伝えします。
自己プロフィールの充実と顔写真の掲載
フェイスブックには自己プロフィールと顔写真を載せられます。出会いを成功させたいならプロフの充実と顔写真の掲載は必ず行いましょう。相手に自分の素性が伝わらなければ興味を持たれないし、会うための信頼関係も築けないからです。
プロフィールに空欄を作らず、すべての項目を記入して下さい。特に自己紹介は相手に自分の性格や素性を知ってもらう重要なアピールポイント。
顔写真を載せることも出会い率を大きく左右する大切な条件。「身バレしなくない」「顔を知られるのは抵抗がある」という気持ちは理解できるけど、顔写真を載せなければ相手に興味を持たれません。載せないと高い確率で失敗します。
Facebookのプロフィール欄には居住地・勤務先・学歴・出身地・交際ステータスといった項目が用意。すべての質問に対して明確な答えを記入して下さい。自分が怪しい人物でないことを相手にハッキリと示すためにとても重要。
居住地を書いておくと近くに住んでいる異性と会えるし、学歴は同じ学校出身の相手に興味を持たれる確率もあがります。名前もニックネームではなく、信頼を得やすい本名で登録しましょう。
プロフィールで大切なことは相手に信用される自己紹介の作成。誠実で信頼できる印象を与えるプロフを作ればフェイスブックで会えます。
趣味の共通点が多い異性にアプローチ
Facebookには趣味や自分の興味のあることを示せる機能が用意。記入すれば共通の趣味をもった異性と知り合えるので必ず書いて下さい。出会いのきっかけとして同じ趣味で繋がることは有効。
相手を探す際にも自分と相性の良いパートナーを見つける最適な手段。アプローチのきっかけになるし、知り合い始めた時の話題にも困りません。趣味だけでなく、少しでも興味あることはすべて記入したほうが異性とのきっかけも増加。できる限りたくさんに項目にチェックしましょう。
趣味機能にはスポーツやファッションといったメジャーな趣味だけでなく、家庭菜園や動物トレーニングといったマイナーなものまで幅広く選択できる項目が充実。
共通の趣味で異性と多くマッチングできるように設定しましょう。今回の検証で実際にそうしたところ、同じ興味を持っている異性からアプローチして貰えました。価値観が同じ相手には好感を持ちやすく、出会いを成功させる重要なきっかけになります。
【体験談】フェイスブックで出会いを探した率直な感想
ここでは体験談として実際にFacebookで出会いを探した率直な感想をお伝えします。
外人との出会いやパパ活なら成功できる
フェイスブックの利点のひとつは外人と繋がれること。日本だけでなく世界中でサービスを展開しているため、外人ユーザーと仲良くなれます。実際に使った時も韓国人やアジア人が多く表示。英語を話せれば外人と会いたい人にとっては有効なツール。
パパ活している女の子も見かけます。人気のマッチングアプリや出会い系でのパパ活は身バレの可能性があるため、フェイスブックで活動。外人との出会いやパパ活といったニッチな出会いの場として使うなら成功する可能性はあります。
リクエストは承認されず、返信も少なくて期待外れ
Facebookを活用して新しい出会いを探した結果、リクエスト承認されず、返信も少なくて期待外れ。「きっと会えるだろう」と思っていたけど、現実は厳しいです。
実際に使ってフェイスブック離れを感じます。昔は毎日のように投稿していた友達も数年は投稿なし。ヘビーユーザーだった友達はツイッターやインスタグラムに移行。
合計10人以上へ友達リクエストを送信したけど承認はゼロ。「友達になってください」と直接メッセージを送っても好意的な返信もなし。
10年前だったら良い結果が残せたけど、現在はフェイスブックを出会いツールとして活用は非効率。
Facebookと連動した出会い系マッチングサイトについて
Omiaiやペアーズといった登録時にFacebookのアカウントが必要なマッチングサイトは安心感があります。その理由はデリヘル嬢や個人情報を盗み取る業者が圧倒的に少ないからです。
登録時に年齢確認や本人確認しなかったり、フリーメールのアドレスで使える出会い系には1人で複数のアカウントを作れるため、悪質な業者が蔓延。
フェイスブックと連動した出会い系の場合、アカウントが1つしか作れないのでサ悪質業者も少数。これがFacebook認証のある出会い系やマッチングアプリのメリット。登録しても友達や知り合いに出会い系を使っていることは知られないし、身バレもしません。
出会い機能であるFacebook datingに期待
今回の検証において「Facebookの出会いは廃れた」と思ったのが正直な感想。全盛期の成功率は今よりも高く、Facebook出会い厨もたくさん存在。ログインしているアクティブユーザーも多かったし、出会いの場として活用している利用者がいたことも事実。
現在はTwitterやインスタの影響で衰退。SNSの流行り廃りは非常に早く、長期にわたって使われることは難しいのが現実。
「Facebookで出会いを探すには時代が遅すぎた」と痛感。新しいSNSが次々にリリースされている現代において、フェイスブックによる出会いは完全に時代遅れ。成功率がゼロではありません。挑戦する価値はあるけど、適切な方法でアプローチしましょう。
この先、出会い機能であるFacebook Datingが日本でもローンチされて使えるようになったら出会いツールとして人気が出ることに期待。
こちらも参考にどうぞ→SNSで出会いはあるの?LINE・X(ツイッター)・Facebook・インスタ・mixiで試した結果