- 「ご近所さんを探せが終了した理由は?」
- 「ご近所さんを探せの代わりに使えるサイトを知りたい」
ご近所さんを探せはセキュリティ体制や個人情報保護のレベルを必要な基準まで引き上げることが難しいことを理由に2018年9月28日の正午にサービス終了して閉鎖。再開の予定はなく、復活もありません。
閉鎖前、実際に使っていました。登録した当初に使った感想を証拠として書き残してあります。個人的には暇つぶし程度に楽しむのがちょうど良いサイトでした。
匿名文化のままサービスの年数だけが積み重なり、古い仕様のログイン方式や通報システムのまま運営を続けるにはリスクが大きくなっていたのも事実。総務省【コミュニティサイトの監視状況と課題】が指摘しているような「書き込み監視」「未成年保護」「個人情報の扱い」に関する課題をクリアできなければ運営側は常に責任を問われます。
ご近所さんを探せは、そのハードルを乗り越えてまで継続するよりも区切りを付ける決断をしたという流れです。
閉鎖前に多くのユーザーが「さみしい」「お世話になった」「ありがとう」と書き込んでいた光景を見て「たくさんのユーザーに愛されていたんだ」と感じたことも事実。
多くのユーザーにとって単なる出会い系でも炎上系掲示板でもなく、長く使っていた人にとっては「ゆるくつながれる場所」そのものだったと分かります。
今のSNSにはない匿名ニックネーム同士でのんびり交流できる空気感があっただけに、サービス終了は惜しい出来事でした。
ここからは当時のヘビーユーザーとしての実体験を踏まえつつ、今から使える代わりのサイトもあわせて紹介していきます。
【この記事は2025年12月に更新】
Contents
ご近所さんを探せが終了して閉鎖した理由
- スマホの普及でPC・ガラケー主体の設計が時代遅れになった
- マッチングアプリの台頭で掲示板型出会いのニーズが激減
- 若年層離れによりコミュニティの高齢化が進行
- ユーザー減少により広告収入が激減
- 法規制強化(出会い系サイト規制法)に適応できなかった
ご近所さんを探せがサービス終了まで追い込まれた背景には単一の原因ではなく「技術」「ビジネスモデル」「法律」「コミュニティ運営」の全部が同時に行き詰まったことがあります。
決定打になったのはスマートフォンへの対応遅れ。PCとガラケー前提で組んだ画面設計やログイン方式を長く引きずり、スマホからアクセスすると文字が小さく、ボタンも押しづらいまま放置されていました。新規ユーザーは最初の数画面で「古い」「使いにくい」と感じて離脱。既存ユーザーもスマホに乗り換えるタイミングで自然と距離を置く流れが強まりました。
同じ時期、出会いの主役は掲示板からマッチングアプリへ完全に移行。マッチングアプリ側は趣味や年齢・居住地を元にした自動レコメンド、違反検知システム、年齢確認完了後のみメッセージ開放といった仕組みを次々に追加し、「自分で相手を探す」ではなく「安全に紹介される」に価値を移しました。
ご近所さんを探せは最後まで書き込みとレスが中心の設計を維持していたため、セキュリティや利便性に対するユーザーの新しい期待に追いつけませんでした。
ユーザー層の年齢バランスが崩れたことも大きいです。長年使い続けている常連だけが残り、10〜20代の新規がほとんど入ってこなくなると書き込みの内容・ノリ・話題が固定されます。
古くからいるメンバーにとっては居心地が良いけれど、これから新しく参加する人にとっては「昔からの内輪だけが盛り上がる場」に見えやすい状況。新規が定着しないのでさらに平均年齢が上がり、コミュニティの閉塞感が強まっていきました。
ビジネス面ではユーザー離れがそのまま広告収入の低下に直結。広告ベースの掲示板はページビューが落ちると掲載枠も単価も一気に下がります。スマホ向けのリニューアルやアプリ開発、24時間監視体制の人件費を捻出するには一定以上のアクセスと広告収入が必要だけど、それを確保できるほど利用者数を戻せなくなっていたと考えられます。
さらに重くのしかかったのが出会い系サイト規制法を始めとする法規制への対応。年齢確認の徹底、書き込み監視、通報から凍結までの運用フロー、ログの保全、本人確認情報の安全な保管などを古いシステムに後付けで載せるには大規模な改修が必要でした。
しかも年齢確認を投稿やメッセージ前に必須化するとユーザーは一時的に大きく減ります。その間も監視と開発にはコストが掛かるため「投資しても元が取れない」という判断に傾きやすい状況でした。
結果として、ご近所さんを探せは「少ない収益で高いセキュリティ要求を満たしながらスマホ時代に通用するUIとコミュニティを作り直す」という難題を前にサービス継続よりも終了を選択。
単に古くなったサイトが静かに消えたのではなく、時代の変化に対して必要な投資を打ち切らざるを得なくなった末の終幕だったというのが実態です。
ご近所さんを探せの代わりにおすすめのサイト

元ユーザーとして、ご近所さんを探せの代わりに「同じくらい気楽に使えて、なおかつ今の時代に合っている」と感じたコミュニティサイトがハッピーメールです。
会員数は3500万人。単純な規模の大きさだけではなく、日記や掲示板の作りがご近所さん時代の空気感を引き継ぎながらもスマホ前提のサービスにきちんと進化しています。
ご近所さんを探せは近所の人とゆるくつながる町内会の延長のようなサイトでした。ハッピーメールの日記や掲示板は場所の近さだけではなく「日常の話題」「趣味」「年代」でゆるく集まるコミュニティに近い感覚。
根拠なく「おすすめです」と言うつもりはありません。
両サービスを実際に使って比較したところ、昔のご近所コミュニティを残しつつ、今の安全基準とスマホの使いやすさをきちんと取り込んだ後継ポジションであり、良かった理由も明確にあります。
- 日記から仲良くなれる
- 監視により違反者を排除
- LINEやカカオのIDも交換可能
- 女性ユーザーが1400万人いる
- 無料のアダルト機能が充実
| 項目 | ハッピーメール | ご近所さんを探せ |
|---|---|---|
| 会員数 | 3500万人 | 140万人 |
| 掲示板 | 16万件/日 | 100件/日 |
| ID交換 | 許可 | 禁止 |
| 出会い | 可能 | 禁止 |
| 国の許可 | あり | なし |
数字だけ並べると「規模が違う」の一言で終わりそうだけど、実際に使ってみると差はもっと体感できます。ご近所さんを探せでは日によっては新着がほとんど動かないカテゴリーもありました。
ハッピーメールの日記や掲示板はログインするたびに新しい投稿が流れてくる感覚が強く、同じエリア内だけを見ていても新着が止まりません。

セキュリティ専門スタッフが24時間365日監視しており、違反通報が入ったユーザーはログを遡ってチェック。悪質と判断されれば強制退会まで踏み込みます。
昔のご近所さんを探せはユーザー同士の空気でなんとなく秩序を保っていた面が強かったけれど、ハッピーメールは運営側がリスクを引き受けて安全層を構築しているのが大きな違いです。
未成年の出会いを禁止するインターネット異性紹介事業も遵守。。警視庁と総務省の指導を受けながら運営しているので「知らないうちに法律的にアウトなやり取りに巻き込まれていた」というリスクもありません。

ご近所さんを探せのボリュームゾーンだった40代以上もしっかりカバー。中高年向けのミドルシニア掲示板が独立しているので年齢層の近い相手だけをピンポイントで探せます。
「若い子ばかりで浮く」という雰囲気ではなく、40代〜60代が普通に日記を書いているので昔のご近所さんで感じていた距離感に近い居心地の良さがあります。
| 項目 | 男性料金 | 女性料金 |
|---|---|---|
| 日記 | 無料 | 無料 |
| つぶやき | 無料 | 無料 |
| 掲示板 | 無料 | 無料 |
- ピュア(非アダルト)
- アダルト
- 食べ物関連
- ゲーム
- 恋のお悩み相談
日記は様々なカテゴリーが完備。画像や動画も添付できるし、投稿者に対してコメントも残せます。
ピュア日記は雑談や日常といったオールジャンルに対応。女性にも大人気です。
日記を使っているユーザーは東京や大阪といった大都市だけでなく、田舎や地方の全国各地にいます。

実際、日記を通じてコメントやスタンプだけで長くつながっているユーザーも多く、昔のご近所さんを探せで育った日記を通したゆるい人間関係がそのままスマホ版に引き継がれている感覚です。
顔を出さずに文章だけでやり取りしている人、日常の写真だけを上げている人も多いので、いきなり異性として意識せず、まずは近所の顔なじみくらいの距離で関われます。

日記にはランキングもあり、上位ユーザーの日記は1日で1000人以上から閲覧されます。
毎日コツコツ日記を書いているとコメントや足あとから自然に友達が増えていくので「最初はご近所さんの代わりに日記だけ」「慣れてきたら個別メッセージ」という流れを作りやすいです。

アダルト日記には自撮りや大人向けの話題を書いている女性も毎日1万人以上。顔出しなしで雰囲気だけ伝えている人も多く、写真ではなく動画だけ上げているケースもあります。
もちろん、ここから連絡先を交換して深い関係に発展させる使い方も可能だけど「まずは日記を通じて相手の雰囲気や距離感をつかむ」という意味ではご近所さん時代の感覚にかなり近い始め方ができます。
日記は見るのも書くのもコメントのやり取りまで、すべて無料。ポイントも必要ありません。
- 公式サイトから会員登録(1分で完了)
- 簡単な自己プロフを完成
- 日記の閲覧や投稿OK!

男性は無料で使えるエッチな日記を眺めて近所で仲良くなりたい相手を見つけてください。
毎日6000人(1分ごとに4人)以上が新規登録。若い世代だけでなく、40代〜60代以上も安定しているため、昔ご近所さんを探せで楽しんでいた世代がそのまま移動してきても違和感を感じません。
ご近所さんは良いサイトでした。だけど、このサイトも負けないくらい良いサイトです。
高額な課金も必要ありません。
寂しくなった時にふとログインして人の書いた日記を眺めたり、軽くコメントを返したり。ご近所さんで味わっていた「ゆるくつながる日常」を今の環境で続けたい人にはちょうどいい場所です。
| 登録 | 退会 | 日記 | 掲示板 |
|---|---|---|---|
| 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
ご近所さんを探せについて元ユーザーが徹底解説

ご近所さんを探せの機能は井戸端掲示板・まいAD(会員募集)・サークル(コミュニティ探し)・つぶやき日記・ご近所さんを探す(会員検索)の5つ。基本的な使い方は掲示板に投稿して相手を募集、サークルに参加、日記を付けることの3つ。その中で会員と仲良くなれるシステムです。
サイト内専用メールの仕組みや個人の日記・ブログ投稿機能など独自コンテンツが特徴で登録から退会まで全て無料。近所で探せるGPSを使って相手との距離がわかる特化した機能なし。ご近所さんを探せのアプリはリリースされていません。
利用者は40代以上の中高年が8割。20代の若い世代は極少数です。「カラオケ仲間や麻雀友達を探したい」といった非アダルト目的で使えるけど「セフレを作りたい」といったアダルトな募集は禁止されています。
2008年4月には登録会員数が140万人を突破したけど、2018年9月28日の正午にサービス終了してから現在までリニューアルや再開の予定はありません。
実際に登録して使った結果や感想
ここでは、ご近所さんを探せに登録して実際に使っていた証拠として使い始めた当初の結果や感想を書き残しておきます。
ご近所さんを探せに登録して使うため、公式サイトにアクセス。メールアドレス確認のため空メールを送信。会員登録する為のログイン画面が送られてきます。

記載されているURLにアクセスしてログイン。パスワード・ニックネーム・本名・性別・生年月日・自己紹介文・趣味を入力。選択制ではなく、文字入力なので疲れます。
つぶやきや掲示板を「利用するかしないか」といった項目と登録地域を選択。時間にして10分ほど。「正直、面倒くさい」と感じました。
ようやく、登録が完了。ニックネームは当サイト名のラブマガにしました。

登録完了のお知らせメールが届きます。メールにはログイン時に必要な会員番号とパスワードが記入されているので保存しておきましょう。
ここからは登録して実際に使った結果や感想を正直にお伝えします。
つぶやき日記は人気のコンテンツ
- その日の出来事や気持ちを日記感覚で投稿
- 投稿はタイムライン形式で更新。誰でも閲覧可
- 日常系・病み系・エロ系まで混在
- 共感・共鳴による「ゆるい繋がり」や通話フレもできる
メインコンテンツである【つぶやき日記】を使ってみました。日記は自分の好きなことを自由に書いてメンバーから反応を貰えます。
Twitterのようなフォロー・リツイート機能こそなかったものの、自分の思いを言葉にして公開できる簡易ブログ機能です。1回の投稿で書ける文字数は限られていたけど、それが逆に「今日こんなことがあった」「寂しい夜」といった短文感情表現にマッチしており、気軽に使える機能として特に人気があります。
病み系や孤独系の投稿で「しんどい」「人と話したい」「何のために生きてるんだろう」など、リアルでは出せない本音も見かけました。他人のつぶやきにコメントを残すことで自然なつながりが生まれ、通話やLINE交換のきっかけになるケースもあります。
政治や時事ネタから雑談まで様々な日記を発見。9割が50代以上で中高年ユーザーがとても多いです。

「ご近所を探せでお相手が見つかるのかな?」とつぶやいたけど、誰からもコメントや反応なし。3日待ったけど結局誰にも相手にされません。
他のメンバーはつぶやきを楽しんでいる人が多かったです。最初は反応がなくても続けているうちに仲間が増えて楽しめました。
井戸端掲示板は過疎化
- 地域やカテゴリに縛られない、完全フリー雑談型の掲示板
- 常連ユーザーが定着。ゆるく連投をするスレ文化が形成
- 荒らしや晒しも発生しやすく、運営とも攻防
- 匿名性が高く、日常的な雑談から愚痴・情報交換・病み投稿まで何でもOK
井戸端掲示板も使ってみました。掲示板はみんなの掲示板・女性専用・50歳以上専用から構成。地域や年齢、性別の縛りを取り払い、誰でも好きなタイミングで投稿・閲覧・返信ができます。日常の些細な出来事や独り言、共感を求めるぼやきなど、内容に制限がないため、多様なユーザーの今の気持ちが可視化されています。
日々の気持ちを投稿し、それに複数人がコメントを重ねるという緩い常連文化が育ちやすく、掲示板ながら擬似チャット的に使う人も存在。荒らし・煽り・晒しのターゲットになりやすく、井戸端掲示板は善意と悪意の混在空間という二面性を持っていたのが特徴。
すべての掲示板をのぞいたけど、1ヶ月以内に東京での募集は5件。これでは掲示板に投稿しても相手が見つかりません。投稿者は50代以上のおじさんとおばさんばかり。

「メル友や相談相手をしてください」と募集。1週間待っても返信なし。結局やり取りに失敗しました。
まいADは趣味友が探せて便利
- ユーザーが自分の目的(出会い・通話・写メ交換など)を宣伝できる専用スペース
- プロフィールと連携。最新の募集が常に表示される仕組み
- アピール文の書き方や構成に工夫を凝らす人が多く、個性が強く出た機能
- 「見られる」「注目される」こと自体を楽しむユーザーも多い
まいADという機能は趣味友を募集できます。出会い系でいう募集掲示板にあたる機能で「自分は今こういう人を探しています」とアピールする場。通常の掲示板とは異なり、自分のプロフィールと連動して表示されるため、内容が本人像の一部として扱われていたのが特徴です。
ユーザーの中には「優しい通話相手募集」「癒し系人妻とお話しませんか?」といった文言をテンプレのように使う人もいれば、詩的・挑発的・ギャル系口調など、自分らしさを打ち出す言葉の演出で目立とうとするタイプも多く、文章だけでの個性競争が自然に起きています。
常に閲覧される場所であるがゆえに「とにかく見られたい」「誰かに注目されたい」という承認欲求を満たす手段として利用するユーザーも多く、まいADは自己演出と欲望の発信拠点でした。
「麻雀仲間探しています」「ボクシング生徒募集」という投稿を発見。1ヶ月で9件しか投稿されておらず、30代以下の募集は見つかりません。新規投稿は少ないけど反応は悪くありません。

「映画を一緒に見に行きましょう」と募集したところ、40代ユーザーからメッセージをもらえてやり取りに成功しました。
「セフレ募集」「エッチな人妻いませんか?」と募集もしたところ、運営により削除。アダルトな出会い募集はできません。
共通の話題で集まれるサークルへ参加
- 共通の趣味や興味を持つユーザーが集まるクローズドな掲示板
- 誰でも新規サークルを立ち上げ可能。主催者に運営権限あり
- テーマはエロ・通話・アニメ・音楽・主婦系など多岐
- 内部での関係性が強固になる反面、閉鎖性・トラブルも発生しやすい
サークルは自分で作るか募集しているサークルに参加できます。ご近所さんを探せの中で最もコミュニティ的要素が強かった機能。共通の目的や趣味を持つユーザーが集まり、掲示板内で継続的に交流できる半閉鎖型のミニSNSといった形式。例えば「オナ電好きな人で集まろう」「30代限定通話サークル」「バツイチだけの語り場」など、テーマに基づいた多彩なサークルが存在。
投稿内容は表には出ず、参加者しか閲覧・返信できないため、深くて濃い関係が育ちやすかった反面、いじめ・無視・派閥形成といったコミュニティ特有の空気や力関係も発生。
それでも同じ感覚の人たちだけでつながれることの心地よさは大きく、通話・オフ会・恋愛関係へ発展する例も多数。自由度の高さゆえ、サークル運営が投稿文化の核になっていたユーザーも一定数います。
ランチ仲間やボーリング好きといったサークルも発見。「会員は熟年層ばかりだから自分でサークルを作っても若い人は集まらない」と思い、シングルさんいらっしゃいというサークルに参加。

サークルを立ち上げた人に対して入会申請したけど、1週間待っても許可が下りません。入会申請は見られていないようです。その後、めげずに飲み友集まれというサークルにも参加申請。このサークルからも返信は届きません。
嫌われているのか、会員がいないのかはわからないけど悲しい思いをするだけでした。
ご近所さんを探したけど返信は無し
ご近所さんを探すという機能は同じ地域に住んでいるメンバーを探せる機能。早速、東京で登録している人を検索。
やはり50代以上の男女が8割を占めています。かろうじて30代後半の女性を見つけたからメール送信。

「良かったら仲良くして下さい」とアプローチ。いくら待っても返信は届きません。40代前半の女性に同じ内容のメールを送ったけど結果は同じ。
東京ですら473人の会員しかいません。地方の会員が少ないことは安易に想像できます。
退会は簡単にできる
登録してすべての機能を使ったけど、会えませんでした。マナーの悪い人や悪質業者は少ないけど、本気で出会いを探している人も少ないです。「これ以上使っても出会いは期待できない」と思い、退会を考慮。

設定メニューにある登録削除・退会というボタンを押せばご近所さんを探せを退会できます。
だけど「もう少し、この世界を覗いてみたい」と思い、結局はその後も数年にわたり使い続けました。
ご近所さんを探せに対する総合評価

| 項目 | 結果 | 評価 |
|---|---|---|
| 悪質業者 | 少ない | ★★★☆☆ |
| 安全性 | やや高い | ★★★★☆ |
| 会える確率 | 非常に低い | ★☆☆☆☆ |
| 機能・利便性 | 普通 | ★★★☆☆ |
| 満足度 | 普通 | ★★★☆☆ |
ご近所さんを探せは全体の空気としては治安が悪いサイトではありませんでした。長く居ついている固定ユーザーが多く、露骨な荒らしや悪質な外部誘導は目につきにくいほう。やり取りも一気に加速せず、投稿から返信までワンクッション置かれる感覚があり、初めて触った時の「とりあえず眺めていても大丈夫そうだな」という安心感はたしかにありました。
安全面に関して「治安が良い=完全に安全」ではありません。年齢確認や本人確認が厳格ではなく、最終的なリスク管理はユーザー自身の判断に委ねられていました。実名や連絡先を書きすぎると危ない、深夜帯のやり取りには注意したほうがいいといった感覚的な自衛があって初めてバランスが取れていたサービスです。
機能そのものは閲覧・投稿・スレッドの追跡など必要最低限は揃っていたけど、今の基準で見ると物足りない部分が目立ちます。条件検索は大まかでレコメンド機能も弱く、迷惑行為の自動検知や通報まわりも人力に近い運用。悪質なユーザーを仕組みで弾くというより、コミュニティの空気と通報でなんとか回していた印象が強いです。
総合的に見ると近所の人とゆるく雑談したり、ローカルな話題でつながりたい人にとっては独特の居心地の良さがあったサイトです。
SNSやマッチングアプリのようにプロフィールやアルゴリズムが前面に出てこない世界で文章と写真とタイミングだけで今日の誰かとつながる。匿名だけれど相手は同じ市内かもしれない。その距離感がご近所さんを探せを単なる掲示板以上の存在に押し上げていました。
ガラケー時代を知るユーザーのあいだで、今でも「あの頃のご近所は特別だった」と語られるのは効率の良さよりも人間らしい不完全さや偶然をそのまま許容していたからだと思います。
ご近所さんを探せはもう戻らない時代のサービスでありながら、多くの人にとって「一番リアルに人とつながれた場所」として記憶に残り続ける。そんなコミュニティサイトでした。










