ランダムに選ばれた見知らぬ誰かと匿名でチャットできるChatPad(チャットパッド)。
チャットサイトの中では知名度が高く、ログインや登録も必要なし。興味があったので実際に自分で使ってみました。
- チャット相手が100%見つかる
- 使っても身バレしない
- 男性同士になるとチャットが即切れる
- 女性とマッチする確率が非常に低い
- ワンクリックで必ず相手が見つかる
- 利便性が良くて使い心地もGOOD
- 無料で使える
- 完全匿名・登録不要ですぐにチャット可能
- 1対1のランダムマッチ形式で手軽に開始
- 10年以上続く老舗サービスとしての信頼性
- 出会いやエロチャット目的に絡まれる
- 会話の質が相手に大きく左右される
- 荒らしや迷惑行為の遭遇率が比較的高い
- 過去ログや履歴が残らないため継続性がない
- 真面目な対話を求める人には不向き
- 相手に関する情報は一切なし
- 男女の指定もできない
- 出会い目的は禁止
チャットパッドを使えば相手は簡単に見つかります。これまで使ってきたチャットサイトの中でもユーザーが特に多くて人気です。完全ランダムでマッチングされる1対1チャットだから他人の視線を気にせず話せます。自動で接続されるため、相手探しに時間をかける必要がなく、会話に集中できるのも良かったです。
一部のユーザーが暴言・意味不明なメッセージ連投・過激なエロ発言などを繰り返すことで健全な利用が妨げられるケースがあります。匿名であるがゆえに責任を取らない発言が横行しやすく、通報機能があっても利用者数の多さから全体の安全性を完全には担保できていないことが残念でした。
それでも、ルールと秩序を守れば怖い思いはしません。利便性も良いし、無料で使えることも魅力。マッチングした相手次第で明暗がわかれるチャットサイトです。
Contents
ChatPad(チャットパッド)を使った正直な感想
ChatPad(チャットパッド)は株式会社モノリスが運営。会員登録や年齢確認なし。18歳未満の未成年でも利用できます。料金も無料。
リアルタイム通信型チャットサービスであり、最小限の入力項目で即座にマッチングを実現。ユーザーに心理的障壁を与えずに自然な対話を可能にしたチャットサイトです。
特徴は匿名性と即時性。対人関係における属性情報の排除がもたらす対等性(平等な立場)を重視。属性が可視化されないことで本質的な対話ができます。
他と比較してアクティブユーザーが多く、常に300人以上がログイン。利用者を騙す悪質サイトではありません。アプリはAppSroreでリリースされておらず、GooglePlayのみダウンロードできます。
- 公式サイトにアクセス(登録必要なし)
- ニックネームと性別の選択だけでチャット開始
- 匿名で相手と1対1で自動マッチング
- チャットは任意のタイミングで即終了可能
- IPやクッキーによる追跡なしで匿名性を保証
- 会員登録不要・個人情報の収集なし
- 利用者は10代後半から40代まで幅広い
- 雑談・愚痴・相談目的が多い
- AIフィルターと簡易的な通報システムが実装
- 出会い系やアダルト目的の利用者が存在
- 個人情報(氏名・住所・連絡先など)の開示は禁止
- 会話が保存されないのでトラブル証拠が残らない
- 悪質ユーザーの排除が難しく、自衛意識が必要
- 未成年の利用
匿名チャットサービスであるチャットパッドの課題はリスク管理の欠如。ユーザー間で信頼構築を必要としないから悪質行為(誹謗中傷、性的勧誘、外部誘導など)の発生リスクがあります。
特にチャット内容がセッション終了と共に破棄される仕組みはプライバシー保護に有利だけど証拠保全の視点からは極めて不利。運営者側もログが限定的である以上、ユーザーからの通報が唯一の対応トリガーとなるため、正当な被害主張があっても検証困難なケースが多発します。
若年層ユーザーが多いという点ではリテラシー格差と加害・被害の認識不足が重大な問題。たとえば、チャット中に無自覚にLINEのIDや学校名を開示してしまうケースは多く、個人情報保護教育の未整備が背景にあります。成人ユーザーが未成年を狙って意図的に誘導を行うリスクも無視できません。
匿名環境では脱抑制効果が強まり、普段言えないことを口にしやすくなる半面、過激な発言やモラル逸脱も助長されます。そのため、ChatPadを安全に活用するには匿名性のメリットと匿名ゆえの危険性を両立して理解するネットモラルが不可欠です。
ワンクリックで相手が見つかる利便性に関しては「すごいな」と感心したけど「チャットパッドを楽しむには自由と責任の理解が必要だ」と実感したのも事実。ルールとマナーを守って楽しんでください。
他のチャットサイトと比較したい人はこちらを参考にどうぞ→チャットサイトを実際に8個使った感想と評価やおすすめを紹介
チャットエッチだけしたい人はこちらが最適→【無料でOK】エッチなチャットができるサイトを5個使った結果や感想
ここからはChatPad(チャットパッド)を実際に使った正直な感想をお伝えします。
使い方は簡単で利便性も良い
早速、チャットパッド公式サイトにログイン。サイト全体はとてもシンプルなデザインで画面も見やすく無駄な機能がないため直感的に操作できます。PC・スマホともに動作は非常に軽快でページ切り替えのストレスもありません。
これまで色々なチャットサイトを使ってきたけど、古臭くて文字が小さかったり、動作が重くてまともに会話にならないところも多かったです。チャットパッドは快適に会話できるよう最適化されているのは良かったです。
「チャットを開始する」というボタンを押すだけで完全ランダムに相手とマッチング。顔写真やプロフィールを見て選ぶことはできず、性別の選択すらなし。本当に誰とマッチングするかは運次第。
実際に使ってみて感じたのは「知り合いに身バレしたくない」「匿名で会話だけ楽しみたい」という人にとってはこの仕組みが安心材料になっていること。相手の情報は一切表示されず、ニックネームもなく素性はわかりません。
開始ボタンを押してからマッチングまでの時間は3秒〜10秒程度。時間帯によって差があり、夜の21時〜24時はマッチングが最もスムーズ。逆に平日昼間はやや待ち時間が長めで10秒以上かかることもあります。
チャット相手と会話にならない
相手が見つかり、実際にチャットしたところ、まともに会話が続くケースは非常に少なかったです。
こちらから「よろしく」「お話ししませんか?」など挨拶や質問を投げても一方的に好き勝手なメッセージを送りつけてくる相手が多数。
公式サイトには「まずは挨拶や自己紹介から始めよう」とアドバイスと記載。現実には「ムラムラする」「抱かせて」など下品な発言やふざけた内容のメッセージばかりが返ってきます。中にはまったく文脈が通らない意味不明な投稿をする人にも遭遇。
普通に会話しようとした途端に切断されるケースも多発。こちらが挨拶や質問を送っても相手が一言も返さずに回線を切るパターンが何度もありました。
その後、試しに50回以上マッチング相手を変えて挑戦したけど、まともに会話が成立したのは全体の2割ほど。8割以上の相手はエロ目的・ふざけ半分・荒らし・即切断。
実際にやってみてわかったのはチャットパッドには純粋に会話を楽しもうとしているユーザーがほとんど存在しないこと。たとえ夜のピークタイムでもこの傾向は変わらず、楽しくメッセージをやり取りできる確率はかなり低いです。
男同士は通信を切られる
まともな会話ができる人もいなければ、女性しか相手にする気がない男性もたくさんいます。ファーストメッセージで「男?女?」と質問してくるから「男です」と答えると何も言わずに通信を遮断。
男性が女性と話したい気持ちはわかるけど、あまりにもマナーが悪い。チャットパッドにはこういった男性が本当に多いです。
挨拶したあとに性別を聞かれて「男」と答えただけで「チャットが終了しました」と表示。これは相手が通信を切って強制終了した証拠。
通信を切られたほうは次の相手を探すしかありません。このやり取りが何回も続きました。「男同士でも楽しく話せるのに」と少し寂しい気持ちになります。とにかく女性ユーザーと話したい男性ばかりが集まっているため、女性以外のユーザーが快適に会話するのはかなり難しいです。
横柄な態度や誹謗中傷もいる
チャットパッドには横柄な態度や誹謗中傷してくる人もいるから怖いです。
一言目から「暇なら働けよ」「ニートのゴミ野郎」「恋人いないんだろ」と心無い言葉を送る人もいます。他にも不快な言葉や態度で接してくる人が多いです。
こちらが「よろしくお願いします」と礼儀正しく挨拶しただけにもかかわらず「自己紹介もしないで挨拶するのはおかしいだろ」と捨て台詞だけ吐いて去って行く横柄な人にも遭遇。匿名性が高く、相手の素性が完全にわからない環境だからこそ、誹謗中傷や攻撃的な態度を楽しんでいるユーザーが一定数存在しているのが実態。
特に深夜帯(23時〜1時頃)になると横柄なユーザーや不快な発言をしてくる相手が増えます。試してみた限り、日中や夕方はまだ比較的穏やかな雰囲気で夜が近づくほど荒れた空気が強まります。
こうしたユーザーに何度も遭遇すると純粋に雑談を楽しみたい人にとってはかなり精神的な負担になると感じました。
変態や無礼なユーザーが多い
チャットパッドにはいきなり卑猥な発言を送ってくる変態ユーザーや最初から無礼な態度の人たちも多いです。
実際に遭遇したメッセージとしては「今、全裸」「一人エッチしてる最中」など、とても公の場で言えない内容をいきなり送りつけてくるケース。
「童貞貰ってください」と唐突にメッセージしてきた男性もいました。こちらが「男です」と正直に返信すると無言で通信を終了。10回中5回は変態や礼儀を欠いたユーザーとマッチングする感覚。
挨拶も自己紹介も一切せず、いきなり下ネタや命令口調の発言を投げつけてきます。敬語や丁寧な会話が通じる相手はごく一部。その後も何度か時間帯や曜日を変えて試したけど、やり取りの大半が変態や無礼な相手ばかりで「もういいや」とやる気が完全に失せました。
女性とチャットできる確率は10%以下
女性とチャットしたい男性がチャットパッドを使うと正直不満しか残りません。その理由はランダムマッチングで女性ユーザーに当たる確率が極端に低いからです。実際に自分で100回以上試した結果、女性と思われる相手に当たったのはたった9回。つまり、女性とマッチングできる確率は10%以下。
さらにやっかいなのは男性が女性に成りすまして遊んでいるユーザーも多いことです。女性風の言い回しで始まっても途中で明らかに男性とわかるケースが何度もありました。ユーザー数はそれなりに多いけど、圧倒的に男性比率が高すぎて男女バランスは最悪。
女性ユーザーとまともに会話したい男性が使うなら、ほとんど相手に巡り合えない覚悟をしておきましょう。結果的に使えば使うほど「これは時間の無駄だった」と感じる男性ユーザーは多いと実感しました。
エロチャットや出会い目的が多い
チャットパッドを使っているとエロチャットや出会い目的で利用しているユーザーが非常に多いことがわかります。マッチング後すぐに「エッチな話しよう」「今オナニーしてる、一緒にどう?」といったエロ目的の誘いや「会える?」「今から会おうよ」と露骨に出会いに誘ってくる相手が後を絶ちません。
中には自分の性癖を詳しく晒しながら「こういうプレイが好き」「変態な話できる人募集」と誘ってくる男性も多数。特に夜22時以降はこの傾向がさらに強まり、マッチングするたびにエロチャット狙いの相手ばかりという時間帯もありました。まともに雑談したい女性ユーザーがいたとしても、こうした男性に埋もれてしまい会話を楽しむのは難しいです。
特に女性ユーザーは標的にされやすいため、安易に個人情報を話したり不用意にやり取りを続けると後で怖い思いをするリスクもあります。エロチャットや出会い目的が多い場所であるという前提で慎重に使うことが必要だと強く感じました。
同じ相手に当たるから気まずい
何度も使っていると「この人、さっきもやり取りしたな」とマッチング相手が被ることが出てきます。ニックネームやプロフィール情報は一切表示されないため、一見誰かわからないけど、会話の内容や最初に送ってくる定型文が毎回ほぼ同じなので、すぐに気づきます。
何回か別の時間帯でも遭遇し、会話が丸ごと同じ内容で「またこの人か」と思うことがたびたびありました。一度やり取りした相手と再度マッチングしても、気まずさしかなく楽しい会話になりません。まともなユーザーであればまだ良いけど、変態や横柄な人と再度繋がると本当に不快な気分になります。
ユーザー自体は多いものの、深夜帯や平日昼間など利用者が限られている時間だと相手が被りやすいです。
チャットパッドは出会えない
チャットパッドを利用して異性とは会えません。出会い系サイトとして運営するためには警視庁へ異性紹介事業の届出を提出し、正式な許可を受ける必要があります。
チャットパッドはその届出を行っていないため、法律上、出会い目的での運営は違法に該当します。
実際「chatPadでは異性との出会い目的とする行為を禁止」と利用規約に記載。チャット中に「会いたい」「会おうよ」といった誘い方をしてしまうと規約違反となり、場合によっては利用停止やアカウント制限などのペナルティを受けるリスクがあります。
あくまで匿名での一時的な会話を楽しむための場であり、出会いに繋げることを目的として作られていません。
特定されたり身バレしない
チャットパッドで相手を特定する方法はないので身バレしません。LINEのIDやメールアドレス、ニックネームやIDパス、顔写真やプロフィールといった個人情報を書き込む作業がないからです。
ランダムに選ばれた相手に自分の情報は公開されないし、相手の情報を知る術もないから独自で特定は不可能。問題を起こして警察からIPアドレスの公開を要求された場合は特定されるし、状況によって逮捕される可能性もあります。
伝言掲示板にLINEやアドレスの投稿は禁止
チャットパッドには伝言板という機能が完備。伝言板とはチャットした相手にお礼や伝えたいことを書き残せる掲示板。
伝言板にLINEやメールアドレスを書き残し、連絡先交換の手段としての活用は違法行為。
「伝言板には出会いを目的としたトピックは作成しないで下さい」と記載。出会い目的は禁止されているけど、LINEやメルアドを書き込むことは禁止と明記されていません。実際、利用した時にもメルアドやLINEのIDを載せている人を発見。
出会い系サイト規制法の基準をクリアしていないため、連絡先交換は違法行為。本来なら運営者が削除や取り締まりを行う必要があるのに放置。
性別を偽った相手に騙される
チャットパッドは利用時に性別の入力や確認は一切ありません。そのため、マッチングした相手が男性なのか女性なのか見た目では判断できる情報は一切なく、性別を偽ることも簡単にできます。
実際に5ちゃんねるやYouTubeでも「チャットパッドで出会い厨を釣ってみた」といったスレッドや動画が大量に出回っているほど、なりすましは横行しているのが現実。実際、チャット中に女性らしい雰囲気の文章や言葉づかいだったため「女性だ」と思い込んでやり取りしていたら最後に「実は男でしたw」と暴露されて騙されたことが何度も経験。
性別がわからない仕様そのものがトラブルや不快な経験につながる原因になっています。ユーザーが多いとはいえ、実際には男性比率が極端に高い環境でなりすましも多いため、女性ユーザーを探している男性にとっては時間の無駄になることが多いです。
チャットパッドを安全に楽しむ方法
- 会話の序盤で「出会い目的ではない」と宣言することで業者を弾ける
- URLやID交換を急ぐ相手は即終了、ブロックはないけど切断で自衛
- エッチな話題をふられたら即通報→切断でリスク回避
チャットパッドは完全匿名・自動マッチング・切断自由という仕様のため、善意あるユーザーと悪意あるユーザーが完全に混在している状態で運営されています。一般的なチャットサイトや掲示板とは違い、プロフィールを見て選ぶ・通報やブロックで制御するといった管理が利かないため、会話の空気だけで相手を見抜く力が必要です。
有効なのが「出会いは求めてません」「ただの暇つぶしです」といった、あえて距離を置いた一文を会話の冒頭に入れること。これにより、LINEID収集や外部誘導目的の業者は早々に離脱していきます。チャットパッドでは初手で「LINEやってる?」「外で話したい」などと持ちかけてくるアカウントがかなり多く、それに反応すると連鎖的にスパム的なやり取りに巻き込まれていきます。
注意すべきは、やたらとエッチな話題や個人情報を探ってくるアカウント。たとえば「どんな服着てるの?」「今ひとり?」「何カップ?」など、性的な空気を醸し出してくる場合、それはエロ目的の危険アカウント(未成年詐欺・録音系・晒し目的など)である可能性が極めて高いです。こうした相手は発言内容をスクショしてSNSに晒すことや悪質な録音を目的にしているケース。
安全な使い方としては3分以内にLINEやエロ方向へ話を持ちかけてきたら切断、年齢・性別・住みの質問ばかり続いたら切断、丁寧語すぎる・敬語だけの文章は業務対応の可能性ありといった条件反射的な判断ラインを持っておくことがチャットパッドでは非常に重要。
チャットパッドはシンプルながらも心理ゲームの要素が強いツール。信頼できる相手とつながると10分〜1時間ほどの通話やチャットで非常に濃い交流ができることもあります。大切なのは急がない・期待しすぎない・引くときは即引く。この3つを意識して自分のテンポで使いこなすことが大切です。
チャットパッドに対する評価
項目 | 結果 | 評価 |
---|---|---|
ユーザー数 | 多い | ★★★★☆ |
男女比 | 9:1 | ★☆☆☆☆ |
安全性 | 普通 | ★★★☆☆ |
連絡先交換 | 禁止 | ★☆☆☆☆ |
出会い目的 | 禁止 | ★☆☆☆☆ |
満足度 | 非常に低い | ★☆☆☆☆ |
これが実際に使ったチャットパッドに対する評価。他と比較してユーザーが多いことや安全の配慮は良かったです。
冷やかしや誹謗中傷してくる質の低い利用者がいることや連絡先交換と出会い目的の禁止はマイナス評価。特に男女比の片寄りに関しては女性が少なすぎることが大きなデメリット。せめて相手の性別を指定する機能は追加して欲しいです。総合的に「また使いたい」と思えるほどの満足感はなく、不満に感じるほうが多かったので残念。
何も名乗らず、何も背負わず、ただ誰かと話したい。そういう人間の本音がむき出しでぶつかるのがチャットパッドの本質です。
とはいえ、誰でも入れる自由は同時に地獄の入口でもあります。特に女性は明らかに下心しかない男性からの無言スキップ・性的発言・下品な画像リクエストが殺到。逆に男性側で使うと「会話にならないほど無視される」「業者や宣伝アカウントとしか繋がらない」と感じることが多いのも事実です。要するに男女どちらにとってもストレスが蓄積しやすい設計。
1回1回のマッチングは完全にランダムであり、話が合う人と繋がるまでに20回以上スキップされることも珍しくありません。会話ができるかどうかはタイミングと運だけ。これは効率の悪さでもあり、同時に偶然の美学でもあります。
ただ、偶然の1人に出会ったときの高揚感は他のチャットサービスでは得られません。過去に自分の悩みを話したら意外にも冷静に聞いてくれて、そのまま5分ほど深い話が続いた経験もあります。連絡先の交換もなく、お互いに誰だったのかも不明。でも、あの時の感情は今も忘れません。
気になったのが業者の存在。女性を装ったアカウントが外部サイトのURLを貼ってきたり、LINE交換をちらつかせて勧誘してくることがあり、初心者がひっかかりやすい典型的なパターンが多数あります。真面目に話そうとすると「その先は有料です」という展開になることもありました。
どんな言葉を選び、どんな問いかけをし、どんな沈黙を受け入れるか。そのすべてが目の前の相手との一瞬の関係性を決めます。この時代において、そんな繊細で儚いチャット空間は他にほとんど残っていません。だからこそ、価値があるのです。